体外受精の基本的な知識や概要などをご紹介します。

■体外受精の基本的な知識

体外受精(in-vitro fertilization )は、排卵誘発法や人口受精等の一般的な不妊治療では、妊娠が困難と判断された場合や、1年以上一般的な不妊治療を続けていているが妊娠できない等の場合に、医師が勧める不妊治療です。
対象になる人は、卵管が詰まっていたり、周囲が癒着しているため卵子を運ぶことができない「卵管性不妊症」、精子の数が少ない、活発な動きがない等の「男性不妊症」、体液の中に精子を殺す因子がある「抗精子抗体陽性」、子宮の内膜が身体のあちこちに勝手にできてしまう「子宮内膜症」等の症状を持つ人です。
一般的には体外受精は「体外受精胚移植法」(in-vitro fertilization and embryo transfer )が主で、卵巣から取り出した卵子を、体外で精子に受精させ、受精した卵(胚)を子宮内に戻す方法です。
体外受精胚移植法は、イギリスの産婦人科医師と生理学者により、卵管閉塞の患者に対する療法
として行われ、1978年に最初の妊娠分娩成功例が発表されて以来、世界中に広まり様々な不妊に対する療法として用いられるようになりました。
現在日本では体外受精胚移植法を登録している施設は394施設で、3万6千人以上もの体外受精技術による赤ちゃんが誕生しています。
体外受精は高度生殖医療と呼ばれ、専門の施設や設備も持ち、経験豊富な専門家による高度な技術で行われることが必要とされています。

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